マイ・フェイヴァリット・シングスをよろしく

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 ボブ・ディランがアルバム「時代は変わる」をリリースしたのは、1964年。そして、その翌年からアメリカは南北ベトナムの争いに本格的に軍事介入を始め、ベトナム戦争は激しさを増していきます。一方、アメリカ国内では黒人指導者キング牧師などによって人種差別撤廃を訴える公民権運動が熱を帯びていきますが、1968年4月キング牧師は暗殺。出口の見えぬベトナム戦争が泥沼化していく中、アメリカ国内では1969年8月ラブ&ピースを叫ぶ若者たちによって、ウッドストックでロック・フェスティバルが行われ50万人もの若者が集まりました。時代の変わり目ともいえる騒然とした1960年代後半、ベトナム戦争で米軍最大の補給基地となっていた沖縄、1972年の本土復帰までアメリカ軍の統治下にあった沖縄、OKINAWAでは一体何が起きていたのか? 本土からやって来た女性雑誌記者が、恋人だった新聞記者の死の真相を追って行くうちに知った沖縄のリアルな姿とは…、驚くべき事実とは! 1965年に実際に沖縄で起きた米軍空母から水爆搭載機が転落水没した事故を題材にした「マイ・フェイヴァリット・シングスをよろしく」は、社会派ミステリーを手がける宗谷圭介の最新作です。

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