名探偵登場・海外篇(1)

人間は推理する葦である

 オーギュスト・デュパンは、エドガー・アラン・ポーの「モルグ街の殺人」以下三つの事件に登場するフランス人の探偵。名家の出身だが、親譲りの財産を頼りにつつましい生活をしている。

作者のエドガー・アラン・ポー(1809~1849)は、アメリカの詩人、作家。1941年に発表した「モルグ街の殺人」によって、近代ミステリーの祖と評されている。当初アメリカよりフランスで彼の評価は高かったが、アメリカ人のポーがフランス人のデュパンを主人公にしたのは、F・E・ビドックの影響を受けたためと言われている。ビドックは泥棒から探偵になったユニークな経歴の人物で、1817年にパリで世界初の探偵事務所を開いたが、彼の回想録がポーの著作にヒントを与えたと言われている。(anjinho)

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